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AA研共同利用・共同研究課題

“人間―家畜―環境をめぐるミクロ連環系の科学”の構築 ~青海チベットにおける牧畜語彙収集からのアプローチ

人間―家畜―環境をめぐるミクロ連環系の科学”の構築 ~青海チベットにおける牧畜語彙収集からのアプローチ

キーワード

  • チベット牧畜民
  • 牧畜語彙
  • 定住化政策

関連地域

  • 東アジア
  • 中央アジア

ウェブサイト

http://home.hiroshima-u.ac.jp/gyamtso/

プロジェクトについて

期間:2014-2016年度

現在,チベット高原における牧畜業は,政府による定住化政策の推進と経営合理化の波にさらされることで,従来の生態的生業形態の変更を余儀なくされている。本共同研究では,言語学・人類学・宗教学・生態学・文学など,多分野にまたがる研究体制のもとで,牧畜に関係する語彙収集を通じて,青海チベットの牧畜民が家畜との緻密な関係のもとで作り上げてきたミクロな生活の知恵に接近する。そしてその成果を「牧畜語彙小辞典」という形で集約・刊行することで,マクロ・レベルの草原生態学との相互補完的な関係を持つミクロ・レベルの生活知に関する資料を整備するとともに,牧畜業の将来的再生をにらみ,現地社会への貢献を目指す。

研究代表者 星泉(AA研)

プロジェクト・メンバー

研究代表者

  • 星泉(AA研)

共同研究員

  • 海老原志穂
  • 津曲真一
  • 平田昌弘
  • 別所裕介
  • ジャブ
  • ジュ・カザン
  • ナム タルジャ

研究成果

研究会

2016年度第3回研究会(通算第9回目)

  • 日時:2017年3月11日(土)10:00–19:00,2017年3月12日(日)10:00–16:00
  • 場所:AA研小会議室(302)
  • 使用言語:日本語,チベット語(通訳あり)
  • 主催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築(LingDy3)」
  • 3月11日
  • 全員
    「チベット牧畜民の仕事展でのレクチャー」
  • 3月12日
  • 全員
    「辞典編纂に関する検討会」

2016年度第2回研究会(通算第8回目)

  • 国際シンポジウム「チベット牧畜民の「いま」を記録する」
  • 日時:2017年2月18日(土)13:00–18:00,2017年2月19日(日)13:00–17:00
  • 場所:AA研マルチメディア会議室(304)
  • 使用言語:日本語,チベット語(通訳あり)
  • 共催:基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築」(LingDy3),科学研究費(基盤B)「チベット牧畜民の生活知の研究とそれに基づく牧畜マルチメディア辞典の編纂」(代表者:星泉(AA研所員),課題番号:15H03203)
  • 2月18日
  • 別所裕介(AA研共同研究員,京都大学)
    「チベット牧畜民の「いま」を記録する:趣旨説明」
    山口哲由
    「牧畜政策の変遷と放牧の変化」
    平田昌弘(AA研共同研究員,帯広畜産大学)
    「アムド系チベット牧畜民のミルクの世界」
    ナムタルジャ(AA研共同研究員,滋賀県立大学大学院生)
    「チベットの牧畜社会におけるヤクの糞の名称とその利用法について:中国青海省黄南チベット族自治州沢庫県の事例」
    別所裕介(AA研共同研究員,京都大学)
    「草原の地価上昇?:アムド・ゴロク地方の冬虫夏草バブルと不動産投機」
    海老原志穂(AA研共同研究員,AA研ジュニア・フェロー)
    「家畜は宝物」
    星泉(AA研所員)
    「牧畜文化辞典をつくる」
    全員
    総合討論
    コメンテーター 棚瀬慈郎(滋賀県立大学),西田愛(神戸市外国語大学)
  • 2月19日
  • ジャブ(AA研共同研究員,青海師範大学)
    「チベット牧畜民の口承文学」
    ニャンチャクジャ(GANGLHA)
    「持続可能なチベットコミュニティを目指してー地域発展のための社会起業家たちへのローカルな取り組み」
    カシャムジャ(AMILOLO FILM)
    「スクリーンの上の牧畜民―アムド牧畜民に関する民族学的映像製作から得たこと」
    全員
    総合討論
    コメンテーター 村上大輔(駿河台大学),根本裕史(広島大学)

2016年度第1回研究会(通算第7回目)

  • 日時:2016年11月5日(土)13:00–19:00,2016年11月6日(日)9:00–15:00
  • 場所:AA研小会議室(302)
  • 11月5日
  • 星泉(AA研所員)
    「アムド・チベット牧畜民の生活サイクルと関連語彙に関する調査報告」
    別所裕介(AA研共同研究員,京都大学)
    「アムド・チベットにおける宗教語彙と被服関連語彙の収集進捗の報告」
    コメンテーター:山口哲由(農業環境変動研究センター)
  • 11月6日
  • 海老原志穂(AA研共同研究員,AA研ジュニア・フェロー)
    「青海チベット牧畜地域におけるイノベーションの事例報告」
    コメンテーター:山口哲由(農業環境変動研究センター)

2015年度第3回研究会(通算第6回目) 報告書(和文)(95KB)

  • 日時:2016年3月26日(土)13:00-19:00,2016年3月27日(日)9:00-15:00
  • 場所:AA研小会議室(302)
  • 3月26日
  • 海老原志穂(AA研共同研究員,AA研研究機関研究員)
    「忘却されていく牧畜語彙2」
    津曲真一(AA研共同研究員,東京理科大学)
    「家畜と宗教儀礼の変遷2」
    山口哲由(農業環境技術研究所)
    「牧畜技術の変遷:放牧地私有化の前後の比較2」
    平田昌弘(AA研共同研究員,帯広畜産大学)
    「中国青海省におけるアムド系牧畜民の乳加工体系の柔軟性2」
    星泉(AA研所員)
    「おいしくて健康なバターを追求して:ある牧畜民の発明2」
    別所裕介(AA研共同研究員,広島大学)
    「ツァルのリフォーム:チベットの伝統的な衣装と現代におけるイノベーション」
  • 3月27日
  • 全員
    「チベット牧畜辞典の編集作業について」

2015年度第2回研究会(通算第5回目) 報告書(和文)(100KB)

  • 日時:2015年10月31日(土)10:00-18:30,2015年11月1日(日)9:00-15:00
  • 場所:AA研研修室(405)
  • 10月31日
  • 海老原志穂(AA研共同研究員,AA研研究機関研究員)
    「忘却されていく牧畜語彙」
    津曲真一(AA研共同研究員,東京理科大学)
    「家畜と宗教儀礼の変遷」
    山口哲由(農業環境技術研究所)
    「牧畜技術の変遷ー放牧地私有化の前後の比較」
    平田昌弘(AA研共同研究員,帯広畜産大学)
    「中国青海省におけるアムド系牧畜民の乳加工体系の柔軟性」
    星泉(AA研所員)
    「おいしくて健康なバターを追求してーある牧畜民の発明」
    別所裕介(AA研共同研究員,広島大学)
    「家畜を肉にする前にーゲワチュをめぐる商品経済」
    阿部治平(NPO法人上游会デルゲルフー基金),古橋武 (NPO法人上游会デルゲルフー基金)
    「青海省における乳製品のイノベーション」
  • 11月1日
  • 全員
    「チベット牧畜辞典の編集作業について」

2015年度第1回研究会(通算第4回目) 報告書(和文)(93KB)

  • 日時:2015年6月6日(土)10:00-19:00,2015年6月7日(日)10:00-15:00
  • 場所:AA研小会議室(302)
  • 6月6日
  • 全員
    全体ミーティング
    津曲真一(AA研共同研究員,東京理科大学)
    「放生(ツェタル)の宗教的意義」
    別所裕介(AA研共同研究員,広島大学)
    「『チベット牧畜辞典』第一部に関する提案」
    山口哲由(農業環境技術研究所)
    「自然利用技術としての牧畜」
    海老原志穂(AA研共同研究員,AA研研究機関研究員)
    「家畜の名称の語彙項目検討」
    小川康(森のくすり塾)
    「チベット医学と牧畜」
  • 6月7日
  • 平田昌弘(AA研共同研究員,帯広畜産大学)
    「乳加工の語彙項目検討」
    小川龍之介(帯広畜産大学)
    「肉・骨の語彙項目検討」
    星泉(AA研所員)
    「家事労働の語彙項目検討」
    別所裕介(AA研共同研究員,広島大学),津曲真一(AA研共同研究員,東京理科大学)
    「宗教の語彙項目検討」
    全員
    全体ミーティング

2014年度第3回研究会(通算第3回目) 報告書(和文)(76KB)

  • 日時:2015年2月7日(土)10:00-19:00,2015年2月8日(日)10:00-12:00
  • 場所:AA研小会議室(302)
  • 2月7日
  • 海老原志穂(AA研共同研究員,AA研研究機関研究員),星泉(AA研所員)
    「衣食住に関する語彙調査報告」
    ナムタルジャ(AA研共同研究員,滋賀県立大学),小川龍之介(帯広畜産大学)
    「肉と骨に関する語彙調査報告」
    別所裕介(AA研共同研究員,広島大学),津曲真一(AA研共同研究員,東京理科大学)
    「宗教文化に関する語彙調査報告」
    全員
    「牧畜辞典用映像制作について」
  • 2月8日
  • 全員
    「チベット牧畜語彙調査データの共同編集」「牧畜辞典用イラスト制作について」

2014年度第2回研究会(通算第2回目) 報告書(和文)(80KB)

  • 日時:2014年10月11日(土)10:00-19:00,2014年10月12日(日)9:00-19:00,2014年10月13日(月)9:00-15:00
  • 場所:AA研小会議室(302)
  • 10月11日
  • 全員
    夏期現地調査の総括
    海老原志穂(AA研共同研究員,AA研研究機関研究員)
    家畜の名称に関する語彙調査報告
    ナムタルジャ(AA研共同研究員,滋賀県立大学)
    肉と骨の部位に関する語彙調査報告
    星泉(AA研所員)
    語彙データ蓄積のための共同編集用データベース試作版について
    全員
    データベース試作版の試験運用および語彙項目と写真の同定
  • 10月12日
  • 星泉(AA研所員)
    住文化に関する語彙調査報告
    津曲真一(AA研共同研究員,東京理科大学)
    宗教文化に関する語彙調査報告
    全員
    データベース試作版の試験運用および語彙項目と写真の同定
    全員
    科研基盤研究(B)への応募に関する打ち合わせ
  • 10月13日
  • 別所裕介(AA研共同研究員,広島大学)
    糞文化に関する語彙調査報告
    全員
    共同編集用データベース試作版の問題点の検討
    全員
    次回研究会についての打ち合わせ

2014年度第1回研究会(通算第1回目) 報告書(和文)(76KB)

  • 日時:2014年5月10日(土)13:00-19:00,2014年5月11日(日)10:00-15:30
  • 場所:AA研小会議室(302)
  • 5月10日
  • 星泉(AA研所員),別所裕介(AA研共同研究員,広島大学)
    本研究課題の目標
    全員
    共同研究員紹介
    平田昌弘(AA研共同研究員,帯広畜産大学)
    ユーラシア各地の乳文化とチベット各地の乳文化の特徴
    平田昌弘(AA研共同研究員,帯広畜産大学),小川龍之介(帯広畜産大学)
    乳文化に関する語彙リストの検討
    全員
    チベット牧畜語彙のリストアップと選定
  • 5月11日
  • 全員
    牧畜語彙のリストアップと選定続き
    全員
    具体的な作業と技術的な問題について
    全員
    次回研究会および現地調査についての相談

関連イベント

FIELDPLUS café「チベット牧畜民の一日」解説付き上映

  • 日時:2017年1月18日(水)19:00–20:30
  • 場所:サロンド冨山房FOLIO (東京都千代田区 神田神保町1ー3 冨山房ビルB1)
  • 使用言語:日本語
  • 共催:『FIELDPLUS』編集部,AA研共同利用・共同研究課題「“人間―家畜―環境をめぐるミクロ連環系の科学”の構築 ~青海チベットにおける牧畜語彙収集からのアプローチ」,基幹研究「多言語・多文化共生に向けた循環型の言語研究体制の構築」(LingDy3)
  • 来る2017年1月18日(水),東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所(AA研)の広報誌『FIELDPLUS(フィールドプラス)』編集部主催のトークイベントFIELDPLUS café を神保町のサロンド冨山房FOLIO にて開催します。 no. 17の巻頭特集「チベット牧畜民の「今」を記録する」の執筆陣にご登壇いただき,チベット人映画監督カシャムジャ氏が日本のチベット牧畜語彙収集プロジェクトとコラボレーションして撮影したドキュメンタリー映像「チベット牧畜民の一日」を解説付きで上映します。バターやチーズ,ヨーグルトのつくり方,燃料用の糞の加工の仕方などが手にとるように分かる映像です。ご来場のみなさんは上映中に自由に質問していただけます。どうぞお誘い合わせのうえ,お気軽にお越しください。

    ■FIELDPLUS café 「チベット牧畜民の一日」解説付き上映■
    出演:別所裕介(京都大学),海老原志穂(AA研ジュニア・フェロー),ナムタルジャ(滋賀県立大学),星泉(AA研所員)
    進行:高松洋一(AA研所員,『FIELDPLUS』編集長)
  • ■当日のご案内■
    ◎日時:2017年1月18日(水)19:00-20:30(18:30開場)
    ◎場所:サロンド冨山房FOLIO (東京都千代田区 神田神保町1ー3 冨山房ビルB1)
    ◎定員:30名
    ◎参加費:無料(右記より要予約 http://kokucheese.com/event/index/445108/

シンポジウム「チベット文明のレジリエンス」

  • 日時:2016年9月17日(土)10:00–17:00
  • 場所:AA研大会議室(303)
  • 使用言語:日本語
  • 共催:京都大学人文科学研究所「ヒマラヤ・チベット文明の史的展開と学際的研究」,AA研共同利用・共同研究課題「“人間―家畜―環境をめぐるミクロ連環系の科学”の構築 ~青海チベットにおける牧畜語彙収集からのアプローチ」,科学研究費(基盤B)「チベット牧畜民の生活知の研究とそれに基づく牧畜マルチメディア辞典の編纂」(代表者:星泉(AA研所員),課題番号:15H03203)
  • 協力:一般財団法人 東方学会
  • 岩尾一史(神戸市外国語大学)
    「趣旨説明」
    井内真帆(神戸市外国語大学)
    「チベット史の転換期としての仏教伝播」
    小松原ゆり(明治大学)
    「ガンデンポタンの成立と周辺諸国への波及」
    全員
    質疑応答・ディスカッション
    別所裕介(広島大学,AA研共同研究員)
    「ポスト王政期ネパールにおける“仏教の政治”とチベット仏教の社会進出」
    根本裕史(広島大学)
    「チベット古典文学の再創造」
    小西賢吾(金沢星稜大学)
    「ボン教のレジリエンス:人・自然・思想のつながりから」
    全員
    質疑応答・ディスカッション
    全員
    ラウンドディスカッション「チベット文明の特質」

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