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エジプト最古のキリスト教都市遺跡に再建された聖堂のステンドグラス。中央にはローマ帝国の弾圧により殉教したコプト教修道者の聖メナスが描かれている。弟子たちが彼の遺体をラクダに乗せて運んでいたとき、砂漠の真ん中で、ラクダが突然歩くのをやめて動かなくなった。メナスはそこに埋葬され、その地から水が湧き出たという。4世紀には、ここに聖堂が建てられ、巡礼地として栄えたが、後に町全体が破壊され、廃墟となった。総主教キュリロス6世が、この地に修道院を建設したのは1959年のことである。
2005年4月30日
エジプト、アブー・ミーナー
後藤絵美 撮影
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