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今月の一枚 2018年8月

こちらにはひと月に一度,AA研スタッフや共同研究員がフィールド調査の際に撮った写真を載せています。

(写真の著作権は撮影者にあります。無断・無許可でのご使用は固くお断りします。)

リス語教本

ミャンマー北部カチン州プータオから持ち帰ったリス語教本の1ページ。リス語はチベット・ビルマ系の言語で,中国西南部,ミャンマー北部,タイ北西部,インド北東部などで話される。この言語の文字はフレイザー文字と呼ばれ,中国内陸伝道協会の宣教師フレイザー(J.O. Fraiser)とカレン族福音伝道者のバ・トー(Ba Thaw)により20世紀初頭に考案された。ラテン文字を転用したこの文字は,全て大文字を用い,一部はラテン文字を180度回転させて作られた。声調はラテン文字の句読点を用いて表記される。

2018年7月
撮影地:東京,AA研
倉部慶太 撮影

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