こちらにはひと月に一度,AA研スタッフや共同研究員がフィールド調査の際に撮った写真を載せています。
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インド側カシミールの主要都市スリナガルの中央には,ハリ・パルバトと呼ばれる山が聳えている。西側の斜面にはヒンドゥー寺院,東側の斜面にはイスラームの聖者廟とスィクのグルドワーラーが並び,その頂上にはドゥッラーニー朝のシュジャー・シャーが築いた城塞が今も残る。城塞は現在インドの軍事施設に転用されており,通常は中に入ることができないが,特別な許可を得て城塞内に入ってみると,中央に女神を祀る小さなヒンドゥー寺院が拵えられ,ヒンドゥー教徒の軍人たちによって崇拝されていた。
2015年8月30日
インド,シュリーナガル
小倉智史 撮影
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