こちらにはひと月に一度,AA研スタッフや共同研究員がフィールド調査の際に撮った写真を載せています。
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ミャンマーのモバイル通信サービス市場は,2つの外資系会社,ノルウェーのテレノールとカタールのオーレドーの参入によって大きく変化した。両社は市場で優位に立つ国営のミャンマー郵便通信公社(MPT)に対抗すべく,サービスエリアの拡大と低価格化戦略を推し進めつつある。
カチン州の州都ミッチーナーも,昨年5月に両社のサービスエリアに入った。宣伝のため,テレノールは同社のSIMカード取扱店に,店名の書かれた青い四角の看板と,同社のロゴの入った青いギターピック形の看板を提供している。その結果,1年ぶりに当地を訪れた私は,青い看板が市中心部から郊外まで町中を席巻しているのを目にすることとなった。
2016年1月4日
ミャンマー,ミッチーナー市タッコン地区
澤田英夫 撮影
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