こちらにはひと月に一度,AA研スタッフや共同研究員がフィールド調査の際に撮った写真を載せています。
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天をめぐる太陽を見て,人はときに希望を見出し,活力を得ることができる。
どんなに気の晴れないときにも必ずやってくる日の出は,イースター(キリスト教の復活祭)でも祝われる「復活」の象徴といえる。
沈む夕陽もまた,新たな一日の始まりだ。ユダヤ教やイスラーム教は,日没を起点とする。
西の空を赤く染める太陽が一日の終わりを告げて,夜の帳とともに翌日の一幕へと移るからか。
地中海を臨む海辺では,新しい門出を迎えるカップルが沈む夕陽を見つめていた。
2011年12月
カイザリアで見た地中海の日没
錦田愛子 撮影
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