21. 泗美宮 |
21-1. | ![]() 廟の外観 96.12/26 |
地点:![]() |
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21-2. | |
創廟年代:一説では、17世紀後半(鄭成功が台湾を占領した頃)。しかし、別の説によれば、同じく銅陵にある関帝廟(明洪武二十二年創建)より早いという。光緒二十九年(1902年)の香炉及び、民国丙辰年(1916年)興工の重建碑あり。 |
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主祀神明(生日):唐宏(大王、総管)、葛雍(二王、護国周王)、周武(三王、水官大帝)(全部まとめて、生日は3月18日)。 |
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配祀神明及び同祀神明:南海観音、伏羲、水手公。文革以前は、更に差役、王爺夫人があった。 |
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祭祀圏:不明。漁民が主な信者。船毎に祭りの寄付などを出すことが多い。 |
21-6. | ![]() 王船 96.12/26 |
王爺の起源:周朝の人で、紂王の三人の部下。瘟疫や三十六進士とは無関係。王爺は、天公や三拝公と同格の天上で最大の神。だから、王爺の廟には天公炉や三拝公の炉は置いてはいけない。 銅陵へやってきたのは、海上に船が漂流しているのを見つけ、王爺が来臨したとのお告げがあったという伝説がある。やってきたとき、銅鑼の音がしたという。 |
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21-7. | |
送王船儀礼:80歳代と思われるインフォーマントは、物心ついた頃から見たことはない。 |
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21-8. | |
巡境(有無及び範囲):王爺の生日にはしない。毎年春節時に全鎮の神を勧請して御輿で練り歩く。具体的な日にちは![]() ![]() |
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分霊:無。 |
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21-10. | |
管理組織:理事会あり。 |
![]() ![]() ![]() ![]() 東京外国語大学 アジアアフリカ言語文化研究所 |
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