インド・歴史書文献の電子データ化


Rajatarangini project

プロジェクトの目的

史書なきインドと言われている中で、唯一カシミールにのみ歴史書の伝統が形成され、11世紀に『ラージャタランギニー』というサンスクリット語で書かれた、インドにおける最古の歴史書が書かれている。そうした点から、このテキストは極めて重要なものであるが、いまだ電子データ化されていない。このテキストの電子データ化は多くの点で、インド史学と文献学に貢献するものであり、広く学界から歓迎されるものである。テキスト校訂者の死後50年以上経過しており著作権の問題もなく、広くwebから公開する。
2012年度: IRCの予算で半分を残りを金沢大学科学研究費(研究代表者森雅秀)によって電子データ化した。単純なテキストデータベースおよび、町田センター員による全文検索システムとの両方の形式で公開している。

プロジェクトメンバー

高島淳(AA研教授、IRC)