アーナンダー磚院（せんいん）は、アーナンダー寺院の北側入口に隣接した煉瓦造りの仏堂です。コンバウン朝の第3代スィンビューシン王（在位 西暦1763～75年）の西暦1775年に起工し、第6代ボードーパヤー王（在位 西暦1782～1819年）の西暦1785年に完成しました。

壁画はウパーリ戒壇のものよりやや早く、コンバウン初期壁画の傑作とされています。側壁は保存のため金網をかけてあります。画像は金網のかかっていない天井の壁画です。

2003/1/13 澤田英夫撮影