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はじめに

1996年2月、筆者は「哲学/倫理学/宗教学関係国内リンク集1」という、国内の 哲学・思想系分野を対象とした網羅的リンク集Webサイトの運用を開始し、 それ以来、人文科学系分野においてはようやく端緒につこうとしていた、 World Wide Web(WWW)を用いた様々な形での知識の共有の現場に関わってきた。

本稿では、このリンク集と、これに加えて、 1999年6月より運用し始めた「Humanities- Search 〜人文科学のための 全文検索2」 の運用にあたって直面した様々な問題を通じて、 国内人文科学分野のWWWに おける知識の共有の在り方と可能性について考えてみたい。



Kiyonori Nagasaki 平成13年1月10日