番号:028 年月日:ヒジュラ暦(1329)ラマダーン月14日(1911年9月7日) 劇場:ベイオウルのテペバシュ公営劇場 劇団:新劇劇団 演目:テゼル、あるいはアブデュルラフマーン・ミュルク・アルマンスール 構成:5幕 解説:フランス語では「テゼレ、あるいはスペインのムーア人」という題がつけられている 。原作は、 作家でも詩人でもあったアブデュルハック・ハミットの小説を戯曲化したもの。アブ デュルハック・ハミットはフランスおよびイギリスの悲劇の影響をうけた作家であっ たと、アレムダール・ヤルチュンは指摘している。19世紀末、20世紀初頭のオスマン 演劇界における悩みのひとつは、戯曲そのものが不足していたことであった。そのた めミナキヤンが上演化にかかわったアブデュルハック・ハミット作品は、オスマン演 劇における独自の悲劇のお手本となったようである。 上の画像を拡大する。 下の画像を拡大する。 |
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