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2010(平成22)年度 教育セミナー報告

高橋 信哉

講座
参加していた学生の質の高さに、驚かされました。自分は、まだ、博士論文を執筆していません。今回参加させていただいた目的のひとつには、中東地域の研究歴が浅く、博士論文の切り口をどのようにしようかとの悩みがあったからです。諸受講生の発表などを聞いているうちに、なんとか打開策を見出せたような気がします。

耳から聞くことの重要性
講座を聞いて、耳から知識や幅を広げることの重要性を再認識しました。人の発表を聞きながら、質疑応答をすることで、文献を読むだけでは得られない刺激を受け、さらに、自分の専門ではない分野に幅を広げるきっかけをつくることができました。

研究に関して
「研究するとは何か」を先生方ご自身の経験に基づき解説していただいたこと、また、「哲学的に論文を書くとは何か」を追求していただいたことに大変感謝しております。
私も含め、今後、研究者を志す学生の血肉になったのではないかと思います。

先生方との4日間>
諸先生方が受講生たちのレベルに合わせて接していただけたことが、何よりも嬉しく感じました。また、参加されていた先生方が、受講生一人一人に丁寧に接していただけたことに驚きを感じましたとともに、中東分野をこれから勉強していく活力を与えていただきました。
そして、先生方の「高い人間力」に、驚かされました。人間力とは、アスリートでいう筋力であり、研究を継続する上で、必要不可欠なものであります。さらに、研究員の永遠のテーマでもあります。このセミナーで目標にする方々を発見することができました。それとともに、自分も研究分野の知識を広げ、人間力を高めていかなくてはと思いました。

最後に
合宿形式をとった本講座が、「楽しみながら、学ぶ」というスタンスを通し、「受講生同士の横のつながり」を構築することができました。ここで培った、そのつながりを、「馴合いの関係」ではなく、「共に成長していける関係」に昇華していきたいです。

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