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2010(平成22)年度 教育セミナー報告

泉田 悠里(東北大学大学院国際文化研究科)

【魅惑的なポスター】
 私がこの中東☆イスラーム教育セミナーに参加しようと思ったのは、研究室の近くにある掲示板にでかでかと掲示されていたポスターがきっかけです。このポスターはいつも目につく場所に貼られており、掲示板の前を通るたび無意識的にポスターに描かれていた男性と目が合っていた為、気になっていました。そして、昨年当セミナーに参加していた先輩たちの感想を聞き検討したうえで参加することに決めたわけですが、この魅惑的なポスターがなければおそらく参加していなかったと思います。

【活発な議論】
 「どんな人たちが参加するのだろう。」と実際に参加するまでは不安でした。でも初日の最後のプログラム、懇談会でAA研に所属している先生方と研究のこと、これからの将来のことなどを話しているうちに、そのような気持ちは吹き飛びました。一つの発表後の議論はとても時間内には収まらないほど熱心に議論が展開されていました。講師の先生方はもちろんのこと、参加した院生も熱心に質問していました。なにしろ私の研究領域は中東です。私と同じ地域を研究している人は同じ大学の同じ講座の仲間たちだけだったので、今回、当セミナーに参加したことで同じ中東地域、同じ分野を研究している仲間と出会えたことは今後研究を続けていくうえで非常に励みになりました。

【将来の「自分」と向き合う場】
 研究発表とそれに対する議論は、「自分」あるいは「研究」とこれからどのようにして向き合っていくのかを考えさせられました。初日の東長先生のお言葉には、修士論文と書くにあたって、心身の健康状態、特に精神状態を保つことは大事で、そのためにどうすれば研究に継続的に向き合う「自分」が「自分」でいられるのかを知る必要があるということをおっしゃっていました。タイムマネジメントだけではなくセルフマネジメントも必要なのかと将来の「自分」を考える契機となりました。
 全体を通して、中東☆イスラーム教育セミナーではとても有意義な時間を過ごせました。講師の方々、参加者の方々、ありがとうございました。

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