国立大学法人東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
中東イスラーム研究教育プロジェクト主催
ベイルート若手研究者報告会報告者募集要項
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所が文部科学省特別教育研究経費により実施している「中東イスラーム研究教育プロジェクト」は、レバノン共和国ベイルートにおける研究拠点「中東研究日本センター」Japan Center for Middle Eastern Studiesを会場として、若手研究者の研究報告会「日本における中東研究の最前線」Middle Eastern Studies in Japan: the State of the Artを開催します。これは、日本の若手研究者が進めている中東研究の最新の成果を、レバノンをはじめとする中東の研究者たちに広く知っていただくとともに、専門家同士の密度の濃い議論の場を提供することを目的としています。本報告会は、2006(平成18)年度はイスタンブルのボアジチ大学、2007(平成19)年度はベイルートのクラウン・プラザ・ホテルにて開催しました。
なお、今後のレバノンをめぐる情勢の変化に伴い、会場をトルコもしくはエジプトに変更する可能性もありますので、ご了承ください。
1. 日程
2008(平成20)年11月24日(月)
2.会場
中東研究日本センター Japan Center for Middle Eastern Studies (JaCMES)
2nd Floor, Azariyeh Building (Lazarists Center) A2-1, Bashura, Emir Bashir Street, Beirut Central District, LEBANON
tel.& fax. +961-1-975851
http://www.aa.tufs.ac.jp/fsc/meis/base.html
3.応募資格
次の条件を全て満たす者とします。
- 日本において中東に関連する人文・社会科学研究(地域研究・歴史学・人類学・イスラーム学・言語学など)を専攻している者。国籍は問わない。
- 応募時に年齢40歳未満の者。
- 応募時に大学院博士後期課程に在籍している者、もしくはそれと同等以上の研究業績を有する者。博士号の有無、有職者であるか否かを問わない。
- 応募時までに日本もしくは海外の学会等において研究報告を行った経験のある者。
4.会議の概要
報告者は30分間で英語により研究報告を行い、その後15分間コメンテータほか参加者との質疑応答を行うこととします。中東研究日本センターではコンピュータ、プロジェクタ、大型液晶テレビといった機材を使った報告が可能です。
5.派遣内容
報告者には日本からベイルートまでのエコノミークラス航空券による旅費と報告会の日程を含めて4日間程度の滞在費を東京外国語大学の規定に従って支給します。
また、報告に対するコメンテータとして、レバノンの研究者を招聘しますが、これに加えて報告者の方でコメンテータとして出席を希望する研究者がいれば、その方をレバノンのみならず近辺の中東諸国から招聘する可能性もあります。
6.募集人数
5名程度
7. 応募書類
- 履歴書(市販横書き用紙に準じるもの、写真貼付)
- 主要研究業績一覧(これまでに報告を行った学会名、報告題目を書き添えてください。)
- 報告内容要旨(英語による報告題目のほか、日本語1,200字程度もしくは英語600ワード程度で作成してください。また、コメンテータとして招聘を希望する研究者がいる場合には、その名前・所属先・連絡先を記入してください。)
8. 応募手続
応募書類は、下記「11.お問い合わせ先」まで書留郵便で提出してください。
締切日は、2008(平成20)年7月18日(金曜日)必着とします。
なお、封筒に『若手研究者報告会応募書類在中』と朱書きしてください。
9. 選考方法
書類審査
10. 選考結果通知
2008(平成20)年8月上旬(予定)
11.お問い合わせ先
〒183-8534 東京都府中市朝日町3−11−1
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
フィールドサイエンス研究企画センター内
中東イスラーム研究教育プロジェクト事務局
(質問については、必ず文書又はe-mailでお願いします。
e-mail:meis[a]aa.tufs.ac.jp ※[a]を@に置き換えてください。