インドネシア語新聞翻訳
2008年3月11日(火)


2008年のイスラーム・ブックフェアの訪問者数、目標を上回る

【ジャカルタ】
 今年で7回目となるイスラーム・ブックフェア(IBF)は、3月9日(日)、成功のうちに幕を閉じた。イスラーム関係図書のこの展示会には、ジャカルタとその近郊から22万人の人が関心を寄せて訪れ、委員会が目標としていた訪問者数を上回った。

 2008年度IBFの実行委員長M. アニス・バスウェダン氏は、委員会が目標としていた訪問者は21万人とし、「おかげさまで、今年のイスラーム関係図書の展示会は成功だった。会場に来られた訪問者数は、設定していた目標を上回った」と語った。同氏はアクバール・メディア・サラナ社の役員でもある。

 また、彼によると、この展示会には出版社とメディアも大きな関心を寄せ、スナヤン競技場で開かれた展示会の203のブースは残らず埋め尽くされ、割り当てブースがなくなったことに不満をもらすイスラーム出版社も多かった。この展示会に出品した会社数は83社に達した。

 アニス氏は、3月1日から9日まで開かれたこの展示会の期間中に成立した取引数については、正確に把握していないが、訪問者は非常に多く、それぞれのブースでは満足していたようだと語った。

 2008年IBFの実行委員会では、9日間続いたこの展示会の事後評価をすでに行っており、その結果、2009年のブックフェアではもっと多くのブースを用意しなければならないということになった。今年の展示会では場所が限られていたため、ブースを取れない出版社が多く出たからだ。

 「来年はブースを増やす予定だ。場所はスナヤン競技場で変わりない」とアニス氏。その他、委員会ではお祈りの場所とお祈りの前に身を清めるための水場を増やす必要があると考えている。今年の会場では、こうした場所が少ないことに多くの苦情が寄せられたからだ。

 アニス氏によると、実際には今年も水場の数を増やしたのだが、多くの訪問者が同時に使うことは出来ず、蛇口の前は長蛇の列となった。「来年は身を清めるための水場とお祈りの場所を増やす」

 委員会は、IBFがインドネシアにおいて、最も権威ある展示会になることを期待している。今年の展示会は、海外のメディアの関心も引いた。

【hri記者】



(翻訳者:山本肇)

(記事ID:so0803111hy)

原題:Pengunjung Islam Book Fair 2008 Lampaui Target
http://www.republika.co.id/Koran_detail.asp?id=326498&kat_id=6



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