展示品
[作品19]
「ヒトコブラクダに乗るアバーブダ族」

 ヒトコブラクダに騎乗するアバーブダ族を特徴づけるのは、槍のように横に寝かせた幅広のまっすぐな長剣である。この剣の長さはゆうに1メートルを超えるため、短刀のように腰にさしたままラクダに乗ることができない。犬まで従えて先頭を行くラクダの脇腹には、サイかワニの皮で覆われた円い盾も付けられている。手にはラクダを御するためにクルバージュ(カバやサイの革で作った鞭)をもっている。二頭目のラクダの脇腹には羊の革で作った水袋が見える。
 
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