- 奥田・田村それぞれが所蔵する音声・映像資料の内容目録(非公開)を作成し、文字化・公開にあたっての基礎資料とする。この作業は研究補助アルバイターを雇用して行う。この作業と平行して、資料の文字化・翻訳・電子化・語彙分析の作業を行う。この際お互いの所蔵する資料のうち、一方が主に研究してきた方言の資料を必要に応じて交換し、より確実な分析を行う。また一部の資料については、当該方言の専門化である沢井春美氏(北海道立アイヌ民族文化研究センター)を研究協力者として迎え、整理・分析を依頼する。以上の作業にはそれぞれ現有のパーソナルコンピュータを用いる。
- Aの結果得られた成果を総括班に引き継ぎ、公開作業に協力する。
- 現有のDAT機器などを使用して、音声資料の複製・保存を進める。この作業も研究補助アルバイターを雇用して行う。 また田村が所蔵しているアナログ映像資料をディジタルビデオに複製する作業も外注によって行う。
- 現地調査を実施し、Aの作業中に生じた不明点の確認および新たな資料の録音・録画・整理を行う。その際現有のディジタルビデオでの撮影を行い、現有の音声機器での録音とあわせ、質の高い記録を得る。また琉球大学大学院生の加藤陽一郎氏に、研究協力者として現地調査を依頼する。
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