讀下:9-0298

文書構造

讀み下し文

文書本體

書出

【某年某月某日、遷】陵守丞の膻之、敢えて之れを言う。

本文

状況説明

令に曰わく、

冗【募/戍(?)……】上せ。【……】月朔日に尉府に【会せよ。】

用件

今之れを問うに、

□【……。】

書止

【敢えて之れを言う。】

附記

集配記録

(某月)某日某時,某人某處に)

作成記録

【某手す[i]。】

[i] 背面の図版がないため、整理者の認識では背面に文字がないことになるが、本簡の下端が完形だとすれば、背面の下方に作成記録が記載されていたはずである。正面の多くの墨蹟と同様に消えかかっていたため整理の段階で見落とされたか、下端も上端と同様に断簡のため失われたかと考えられる。