AA_年報2025
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Collaboration Networksアジア・アフリカの言語学・人類学・歴史学・地域研究分野の研究者・次世代研究者ネットワークの中核として共同研究を展開するほか,より広い視野での分野横断的なネットワーク形成・維持にも積極的に取り組んでいます。 専門分野の垣根を越えた内外の研究者ネットワークの構築や海外調査のさらなる展開,研究者に開かれた学術交流・情報交換の場として,AA研では,文理融合のイベント「海外学術調査フォーラム」を開催してきました。1975年の「研究連絡会」に始まり,50年近くその活動を継続してきましたが,近年の内外の研究環境の急速な変化に対応するため,2023年6月の40周年記念フォーラムを最後に装いを改め,本年度より新たな研究連携への取り組みとして,フィールドサイエンス学際領域を立ち上げました。 2024年10月26日には,その第1回シンポジウムとして,「食が彩る人間の暮らし—考古学・歴史学と醸造学からワインを語る」を開催しました。食は生存にとって必要なだけでなく,人々の幸福な暮らしの基盤であり,そこには各地域の多様な歴史や宗教を背景とする文化が関わっています。世界の食の研究は,文理の様々な分野の研究者が,共通のプラットフォームにおいて互いの知見を共有し,目の前に横たわる課題に向かって協働してゆく最良のテーマと考えられます。そこで今回は,ワインを共通のテーマとして,考古学,歴史学,醸造学の第一線で活躍する研究者を招き,分野を越えた活発な議論を行いました。今後も各回ごとに共通テーマを設定し,分野の垣根を越えた議論を展開していきます。https://fieldnet-aa.jp/lounge/16 フィールドネット・ラウンジと題し,若手研究者による学際的な研究集会の企画を公募し,助成しています。次世代の研究者がシンポジウム等を積極的に企画・実施し,研究者間ネットワークを広げるための一助となることを目的としています。また,ラウンジを通して,分野をこえた研究者間での情報交換やディスカッションの場も提供しています。Field Science◉フィールドサイエンス学際領域フィールドネット・ラウンジフィールドサイエンス研究連携ネットワーク

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