共同研究研究資源19概 要研究者養成共同利用・共同研究課題【中東都市社会における人間移動と多民族・多宗派の共存(第2期)】2013~2015年度 代表者:黒木 英充 所員4/共同研究員14本研究は2010-2012年度に実施した同名の課題の第2期研究で、中東の6都市(ベイルート、アレッポ、エルサレム、カイロ、イスタンブル、テヘラン)における人間移動の実相と都市空間の拡大・変容を分析し、多民族・多宗派関係がどのように形成されてきたか、そしてそれが近現代の政治・社会運動にどのような影響を与えてきたかを明らかにすることを目指す。第2期は多層ベースマップシステムを使って、都市とその後背地ならびにより広域の関連地域を対象とした時間軸も考慮した多層空間に、移動とエスニシティを位置づけることを目標とする。研究会はベイルートの中東研究日本センターとAA研とで交互に行うことを予定している。
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