FIELD PLUS No.7
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1Field+ 2012 01 no.71416182022フィールドノート1未来を選ぶ岐路に立つアフリカ南部の農民たち村尾るみこフィールドノート2歌でことばを交わす貴州省プイ族の歌掛け「山歌」の現在梶丸 岳裏表紙フィールドワーカーの鞄篠原正典フィールドワークって何?テーマ「触る」12●時を超えて紙を「触る」髙松洋一・●●インドで布を触る金谷美和・●●●触診の温もり小川 康・gered guagesFIELD+ 世界に開かれた窓様々な人々が多彩な暮らしを営むこの世界。その多様性をとても愛おしく感じます。私たちは『FIELD+』という雑誌を通じて、色とりどりのことばや暮らしの姿を、現地でフィールドワークをする研究者ならではの視点と分析をもって伝えていきたいと考えています。 7号目を迎えた『FIELD+』。今回の巻頭特集では、言語学者のフィールドワークを取り上げました。メジャーな言語を研究対象とする研究者が多いなかで、先行研究のほとんどない少数言語のコミュニティに飛び込んでいき、現地の人々と交流を重ねながら文法研究に挑戦する若い言語学者たち。彼らのまなざしを通してみる少数言語の現状は読者の目にはどのように映るでしょうか。 他にも連載企画「フィールドワークって何?」など、世界各地で現地に密着した研究活動を展開している研究者たちによる生き生きとしたエッセイが満載です。ぜひお楽しみください。 ご感想、著者へのメッセージなどございましたらぜひお気軽に編集部宛(eld-plus@aa.tufs.ac.jp)にお寄せください。お待ちしています。『FIELD+』はこんな方々に読んでいただきたい雑誌です。・世界の様々な地域の人々の生き方や考  え方を知りたい・社会科の授業やゼミの教材を探している・海外の方と話をするときに使えるような  気の利いた話題がほしい・他の分野の研究者がフィールドでどんな  研究をしているのか知りたい FIELD+編集部28特別企画JaCMESへようこそ!ベイルートでレバノン政治の息吹を感じる小副川 琢

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