フィールドプラス no.5
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●ミカヅキモを探しに世界をまわる土金勇樹・●●テキストを採り、生かす山田敦士・●●●日常の場でデータを採る津田浩司・ 1裏表紙フィールドワーカーの鞄FIELD+ 心意気伊藤詞子FIELD+編集部Field+ 2011 01 no.5141618すると、「教科書には載っていないが重要な内容がコンパクトにまとめられている」と高校や大学の先生が授業やゼミなどで使ってくださったり、関心のある学生さんにおすすめくださったり、という嬉しいご報告をいくつもいただいています。また、研究者の方から「普段ふれることのない異分野の研究者のフィールドワークの様子を知ることができて刺激になった」というメッセージをいただくことも。編集部の思いが『FIELD+』という雑誌にのって読者の皆様のもとに届きつつある喜びを感じます。 もっと知りたいのに記事が短すぎる、文字や写真が小さすぎるといったお叱りの声もいただいています。皆様からいただいたご意見を真摯に受けとめながら、今後も世界を舞台に活躍するフィールドワーカーと読者の出会いをつなぐ、楽しい誌面作りを心がけていきますので、ぜひご期待ください。今回で5号目を迎える『FIELD+』。今号もまた、世界中の様々な地域を旅する、元気な研究者たちがご案内する新たなフィールドとの出会いをお楽しみください。 近年、研究者のアウトリーチ活動について関心が高まっており、本誌のスタートもそうした流れと密接な関わりがあります。どのように活動を展開するかについては議論の分かれるところですが、編集部には、本誌を通じてフィールド研究の面白さ、奥深さ、重要性を広く伝えていきたいという率直な思いがあります。毎号企画を練り上げていく中で、その思いをゆるぎないものとして固めてきました。 読者の皆様からいただくお便りを拝見22フィールドノート国際ブローカー婚のカップル台湾横田祥子12フィールドワークって何?テーマ:「採る」20フィールドノート風とともに季節はめぐるフィールドから見えてくるインド洋西海域世界のリズム鈴木英明

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