フィールドプラス no.28
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お知らせ ▶ 写真展「マイノリティとして生きる──米国のムスリムとアイデンティティ」2022年11月16日〜12月16日の1か人々の姿が写し出されるとき、ある月間、AA研1階の展示スペースで、いは、そのライフストーリーの一端フィリピン系米国人の写真家リッが語られるとき、人の生は出自や宗ク・ロカモラ氏の作品を展示する教の内側に閉じ込められるものでは写真展「マイノリティとして生きるないということが明らかになります。――米国のムスリムとアイデンティ皆さまのご来場をお待ちしています。ティ」を開催します。2001年の同時※ 詳細は今後AA研HPなどでご確認く多発テロ事件後のアメリカに生きるイード(祝祭)の休暇中に再会を喜ぶ ©Rick Rocamora 2016『フィールドプラス』Twitter『フィールドプラス』は次号29号をもちまして休刊させていただきますことを、お知らせいたします。音楽や踊りを続けるための沢山の試行錯誤や、非常時ゆえの創造性もみられます。フィールドで見つけました巻頭特集「コロナ状況下のアジアの芸能」 責任編集:吉田ゆか子 お知らせ ▶ FieldnetサイトリニューアルAA研の運営するFieldnetのウェブサイトがリニューアルされました。Fieldnetは、フィールドワークを行う研究者が、分野や所属をこえて参加し、フィールドや研究上の情報を提供 ご報告 ▶ 海外学術調査フォーラム2022年6月25日(土)に、AA研の主催にて、海外学術調査フォーラムが開催されました。コロナ禍への対応から、今回もオンライン開催となりましたが、午前はワークショップ「フィールドサイエンスと共同研究の可能性」が、午後は日本学術振興会・科研費担当課長をお招きした全体会議などが行われ、全国から多くの方にご参加いただきました。共同研究の企画や研究交流の場として、若手研究者も交えた海外学術調査フェスタ(ポスター発表)も開催されました。https://gisr-forum.aa-ken.jp/『フィールドプラス』はネット書店をはじめ、全国の書店でご購入、お取り寄せができます。定期購読は、最寄りの書店でお申し込みください。ご報告 ▶ FIELDPLUS café本誌27号の発刊を記念して、2022年2月14日に、巻頭特集に関連した一般公開のトーク・イベントをオンラインで開催しました。テーマは「デット―「負債/負目」研究の最前線」。特集責任編集者の佐久間寛さんのイントロのあと、巻頭特集寄稿者の皆さまのお話を伺いました。今回もコロナの影響で、対面での開催は叶いませんでしたが、オンライン開催により様々な地域の方にご参加いただき盛会となりました。お知らせ ▶ 講義ビデオの公開国立大学共同利用・共同研究拠点協議会が展開する「知の拠点【すぐわかアカデミア。】」で、熊倉和歌子所員による講義動画「すぐにわかるワクフ 〜イスラームの寄進制度〜」が公開されました。この企画は、日本各地の国立大学に置かれた95の共同利用・共同研究機関が一体となって、学問の最先端の様子を、広く一般の方々や学生の方々にお届けするものです。楽しい講義となっていますので、是非ご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=HmgpSPio1N8お問い合わせ本誌に関するお問い合わせは下記宛にお願いします。ご感想、ご意見などもぜひお寄せください。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドプラス編集部〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1field-plus@tufs.ac.jphttp://www.aa.tufs.ac.jp/ja/publications/field-plus「家族と暮らす場所」「自分のよりどころ」「家・建物それ自体」…フィールドワーカーにとって「ホーム」とは?今号では巻頭特集「現地語写本にみる東南アジアのイスラーム化」を担当しました。ムラユ語を記したジャウィのことは多少知っていたのですが、東南アジアでこれほど多くの言語がアラビア文字で記されていたとは、新鮮な驚きでした。フィールドで現地語写本に巡り合うため、執筆者の皆さんはたいへんな努力を重ねたことと思います。これらの写本をもとに、東南アジアのイスラーム化の新たな歴史が書かれることを期待しています。(髙松)29AA研では、アジア・アフリカ地域の言語文化に関する共同研究を推進するだけでなく、以下に紹介するようなイベントを通じて、若手研究者の育成や一般の方々への研究成果の発信を行っています。また、海外で学術調査を行う研究者間の交流やネットワーキングを促進するための活動も行っています。しあい、互いの知をむすぶネットワークです。サイトではフィールドワークに関連した様々なイベントや出版等の情報をお届けしています。是非ご覧ください。https://fieldnet-aa.jp/ださい。「ホーム」編集後記本年度から本誌の編集部に加わりました。今号では「あの時、あの瞬間」と連載企画「フィールドで見つけました」を担当しました。エジプト、ケニア、ボリビア、マレーシア、地域と分野を越えた多様な視点からのフィールドワークの経験と魅力が伝わる充実した記事となり、楽しく編集のお手伝いができました。コロナ禍が続いておりますが、一日も早くフィールドワークに出ていける世の中に戻ることを願っております。(倉部)次号予告 2023 01 no.29AA研からのお知らせ

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