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●特定領域研究環北調整班打ち合せ会議(兼平成12年度第2回基盤研究打ち合せ会議)が次のとおり行われました。

ところ:和歌山市 ホテル・アバローム紀の国
と き:11月11日(土)14:00〜18:00

「使役と他動との接点を考えるために:使役の意を含んだ他動詞、他動の意を含んだ 使役動詞」 早津 恵美子(東京外語大
「アリュート語概説に収録するテキスト分析試案」 大島 稔(小樽商大)
「琉球語宮古諸方言の形容詞:畳語型活用形についての概観」 狩俣 繁久(琉球大)
「八重山諸方言から東北方言まで:日本語の方言形成過程について」 上村 幸雄(沖縄大)

〔終了後、懇親会]

と き:11月12日(日)9:00〜12:00

「イテリメン語の母音交替」 谷津 光宏(東大・院)
「イテリメン語における使役について」 小野 智香子(千葉大・院)
特定研究環北調整班打ち合せ会議 (今年度各班活動報告、今後の成果刊行計画等)

●2000年7月8、9日の二日間、札幌で、津曲敏郎教授(北海道大学)を代表とする文部省国内科研「北方諸言語の音声データベース作成と言語変容に関する共同研究」の今年度第一回研究会が開催され、以下の研究発表が行われました

複合名詞か名詞句か―モンゴル語の名詞結合について 山越 康裕(北海道大学大学院博士後期課程)
三家子屯満州語調査について 清格 爾泰(中国内モンゴル大学教授・AA研客員教授)
オロンホ『威風堂々の独り者』のヤクート語語彙についての若干の考察  ―ヤクート語語英雄叙事詩オロンホにヤクート語形成過程をたどることの可能性― 藤代 節(神戸看護大学助教授)
「係り結び」をめぐって 津曲 敏郎(北海道大学教授)
海岸ツィムシャン語における名詞と動詞の区別について 笹間 史子(大阪学院大学講師)
コリャーク語の出名動詞と名詞抱合 呉人 恵(富山大学助教授)
ユカギール語の節連続に見られる若干の特徴について 遠藤 史(和歌山大学助教授)

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