バガンに限ったことではありませんが、この国の、仏に祈る人々の表情には真剣さがうかがわれます。被写体にすること自体、不謹慎なことだろうか、時にはそんな考えが頭をかすめつつ、せめて祈りの念を妨げることのないようにと、つとめて静かにシャッターを切ったことでした。
2005/1/13 岡野賢二撮影