「東南アジア大陸部の諸言語」 (アジア言語研究 II)

東京外国語大学外国語学部
1997年度
時間: 火曜日4限
場所: 前期1113教室、 後期1214教室
講義内容:

前半はマッキントッシュのパソコンをベースとして、 パソコンの基礎の習得から始める。学生個々の学習、研究にパソコンを初めとした情報機器をどう利用するかを考え、資料収集、分析、結果の発表などの研究実践に役立てることを初期の目的とする。
後半は東南アジア大陸部の諸言語について、資料を収集、分析し、結果をレポートとしてまとめる。

評価方法:

授業時間中の発表の方法と内容、出席点、レポートで総合評価する。 レポートは電子化すること。

授業の前提条件

教科書:  プリントその他を配布

参考文献

講義内容:

4月:ガイダンス、マックの基礎:起動と終了
5月:マックの基礎: ファインダ、アプリケーションの起動、日本語入力、エディターを使う、アプリケーションの切り替え、データの可搬性と表現力
5,6月の予定:テキストエディターからのデータのコピー、ワープロを使う、文書の構造化
表計算とデータベース
9月:東南アジアの概念
10月:言語学の基本概念、言語記述のレベル、記述上の単位認定
11月:東南アジア諸言語の類型論的考察
12月:東南アジア諸言語と言語類型地理論
1月:東南アジア諸言語の文法的特徴


「カンボジア語文法研究」

東京外国語大学外国語学部(アジア言語研究 II)
1997年度
時間: 火曜日5限
場所: 2216教室
講義内容:

カンボジア語に関する論文を輪読形式で批判的に読む。テキストは配布する。
輪読は回毎の担当者によるハンドアウト作成を義務とし、ハンドアウト作成と発表法についての練習を兼ねる。
年度後半には英語による論文を読む予定なので、準備をしておくこと。


「カンボジア語文法研究」

東京外国語大学大学院(博士課程前期 『カンボジア語学研究』)
1997年度
時間: 火曜日3限
場所: AA研峰岸研究室
講義内容:

カンボジア語およびモン・クメール系言語に関する論文を輪読形式で批判的に読む。テキストは配布する。
輪読は回毎の担当者によるハンドアウト作成を義務とし、ハンドアウト作成と発表法についての練習を兼ねる。
年度後半にはフランス語による論文を読む予定なので、準備をしておくこと。


「言語情報処理研究 I」

麗澤大学大学院(言語教育科、博士課程前期 『言語学特講 I』)

課題の締切: 6月6日
進行状況:

4月:ガイダンス、マックの基礎:起動と終了
5月:マックの基礎: ファインダ、アプリケーションの起動、日本語入力、エディターを使う、アプリケーションの切り替え、データの可搬性と表現力
5,6月の予定:テキストエディターからのデータのコピー、ワープロを使う、文書の構造化
アウトラインデータをPowerPoint へエクスポートする。

1997年度
時間: 金曜日3限
場所: 麗澤大学図書館3階E室
講義内容:

マッキントッシュのパソコンをベースとして、音声、文字、画像を構造化したマルチメディア教育教材ソフト(CAI)を作成する基礎となるデータベース構築について演習形式で学ぶ。いわゆる DTP(Desk Top Publication), DTPr(Desk Top Presentation) の基礎を学びながら、その日本語、外国語教育への応用を試みる。 パソコンの基礎の習得から始めるが、学生個々の専門のテーマにパソコンを初めとした情報機器をどう利用するかを考え、資料収集、分析、結果の発表などの研究実践に役立てることを最終的な目的とする。

評価方法

授業時間中の発表の方法と内容、出席点、レポートで総合評価する。 レポートは電子化すること。

授業の前提条件

パソコンの基礎から学ぶので、2年次ではなく1年次に履修してほしい。パソコンの知識は前提としないが、講義を聞くだけでなく、自身で試して結果を確認しないと基礎が身に付かないので、復習と発表準備に十分な時間をかける必要がある。
履修人数: 10人程度まで
教科書:  プリントその他を配布

参考文献

その他古いものは役立たないので随時指示する。


「文字論・表記法」

麗澤大学大学院(言語教育科、博士課程前期 『言語学特講』)


進行状況:4,5月

``The World's Writing Systems'' を精読し、音韻論を基礎とした文字学の概念を学んでいる。

今後の予定:

引き続き上掲書について学ぶ。時間が許せば文字コードについて学んでいく。


1997年度
時間: 金曜日4限
場所: 麗澤大学図書館
講義内容:

テキストの輪読を通じて、現代日本語の文字と表記法の特質について、近代化の過程においての成立の経緯を歴史的に概観し、日本語音韻体系との対応、ずれについて考察する。また、日本語正書法だけでなく、世界の諸言語の正書法や音韻体系なども取り上げて比較・対照をし、世界における日本語正書法の位置付けを試みることで日本語の正書法を客観的に捉えることを主眼とする。
また、コンピュータ上での文字列処理を行う場合の日本語表記の問題点についても考察する。
講義やレジュメの作成者の発表を聞くだけでなく、内容や発表・表現の方法について随時積極的に発言、質問すること。

教科書

以下の参考文献等からテキストの一部を選択して使用する。



May 22, 1997