「アジア・アフリカ言語文化論研究」(比較言語文化論)

東京外国語大学大学院博士後期課程

2001年度
担当:加賀谷、梶、新谷、中嶋、町田、峰岸
時間: 月曜日3限
場所: (2313)
講義内容:

アジア・アフリカ諸言語をもとに、言語の諸相(音韻、文法etc)に関し、比較・対照の方法を検討することを目的とし、アジア・アフリカの様々な言語を研究対象とする研究所が共同(時には交替)で講義・指導することを目的とする。本年度主査:梶

4.16. 本年度分担割り当てを決めた。
5月:院生研究発表とそれに関する議論

 


「東南アジア諸語統語法研究」

東京外国語大学大学院(博士後期課程『東南アジア言語論』)

2001年度
時間: 火曜日3限
場所: 峰岸研究室(2514)
講義内容:

東南アジアから東アジア各地に分布するシナ・チベット 系、タイ系、オーストロアジア系の諸言語の多くは孤立語で あり、その文法記述・研究には、伝統的な形態論主体の文法 論を安易に適用することはできず、機能主義的、意味・統語 的、談話文法的、認知論的などの様々な研究手法の応用を検 討する必要がある。  本講義では、孤立語であるタイ語・カンボジア語などを取 り上げ、受講者の専攻言語に関する研究発表を中心として、 発表の形式、論文執筆の指導を行う。 さらに余裕があれば、各自の研究に有益な論文を取り上げ て、輪読形式で読む。 輪読は回毎の担当者によるハンドアウト作成を義務とし、ハ ンドアウト作成と発表法についての練習を兼ねる。

4.17. 受講者顔合わせ、ガイダンス
4月: 峰岸発表 `Morphological Typology from Southeast Asian Viewpoint'
5月: 吉田一彦発表
   :須藤秀樹発表
   :坂本文子発表
6月: 峰岸発表 「言語記述の科学性をめぐって」
7月: 峰岸発表 「形態類型論の再検討」
9月: 峰岸発表 「形態類型論の再検討(続き)」
10月−11月: 峰岸発表 「形式類型論の試み」
12月: 峰岸発表`Southeast Asian Languages: A Case for the caseless?'


「カンボジア語統語法研究」

東京外国語大学大学院(博士前期課程 『カンボジア語学研究』)
2001年度
時間: 火曜日4限
場所: 峰岸研究室(2514)
発表内容:

孤立語であるカンボジア語には、文法カテゴリーの認定、 狭義の統語論と語用論・談話文法、意味論との関係など、 オーソドックスな言語理論の枠に収まりきれない特有の問題 がある。従って、統語法の研究には、カンボジア語そのもの の理解だけでなく、一般的な言語理論とその適用範囲、限界 について理解することが必要である。 本講義では、カンボジア語および統語論に関する論文を輪 読形式で批判的に読む。テキストは配布する。 輪読は回毎の担当者によるハンドアウト作成を義務とし、ハ ンドアウト作成と発表法についての練習を兼ねる。

4.17. ガイダンス
4.24. 峰岸講義:「文法範疇の認定について」
7月: 峰岸発表 「言語基礎論」
6月: 鵜沢発表 「マレーシア語の記述」
9月-12月: 峰岸発表 「言語基礎論(続き)」
9月−12月: 鵜沢発表 「マレーシア語の記述(続き)」
9月−12月: 須藤発表 「中国語統語論」

 


「言語情報処理研究 I」「文化情報処理研究 I」

麗澤大学大学院(言語教育科、博士課程前期 『言語学特講 I』)
2001年度
時間: 夏期集中講義
場所: 麗澤大学
講義内容:

(1) 講義内容 講義初日のレポートの研究テーマと計画に基づいて、学生にそれぞれ発表をしてもらう。 発表についてのディスカッションを講義参加者が行い、テーマの内容、研究方法などについて、掘り下げる。 さらに、各自のテーマについてパソコンをどのよう役立てることができるか、その可能性について実際に操作しながら考える。 ワードプロセッサ、データベース、DTPr (Desk Top Presentation) の基礎を学びながら、 資料収集、分析、結果の発表などの研究実践に情報機器を役立てることを最終的な目的とする。
(2) 評価方法 授業時間中の発表の方法と内容、出席点、レポートで総合評価する。 レポートは電子化すること。
(3) 授業の前提条件 パソコンの基礎については、集中講義で学ぶ余裕はないので、予め情報センターの講習を受けておくこと。パソコンは、自身で試して結果を確認しないと基礎が身に付かないので、講義前後に集中的に取り組む時間を持つ必要がある。 また、講義を聴講する前に、以下の課題について、字数1200字前後のレポートを書き、 講義初日に提出すること。 「大学院における研究テーマと計画」
(4) 履修人数 10人程度まで
(5) 教科書 プリントその他を配布
(6) 参考文献

森 靖男『大学生の学習テクニック』、大月書店、1995年2月。
中島靖『日本語TEXT加工入門ハンドブック』情報管理、1997年。


「文字論・表記法」

麗澤大学大学院(言語教育科、博士課程前期 『言語学特講 I』)
2001年度
時間: 夏期集中講義
場所: 麗澤大学