カンボジア語の特徴(インド、タイの言語との比較)

 

インドの主要言語

カンボジア語

タイ語

文法

語形変化をする屈折語、あるいは膠着語。

活用、語形変化がない「孤立語」 活用、語形変化がない「孤立語」
母音体系 a, aa, i, ii, u, uu, e, o, 5母音を基本とする。 9母音を基本とするが、多くの二重母音もある。 9母音を基本とする。

音節構造

C(CC...)V(C.)

C(C)V(C)

C(C)V(C)

声調 なし なし 音の高低変化で意味の違いを表す声調言語

語頭子音

複雑なものも簡単なものもある

84種の組み合わせ

12種の組み合わせ

タイ語では声調の違いが音節の表現力を豊かにしているのに対し、カンボジア語では語頭子音の組み合わせが音節の多様性を保証している。