森 靖雄(もり やすお)著
『大学生の学習テクニック』(大月書店)1995年、2060円
(ISBN4-272-41082-2 C0033)
I. レポート編
レポートのまとめ方 pp.12-26.
- 作文とレポート、論文: レポートは、資料をまとめ、文章を組み立てる練習、意見には裏付けが必要
- テーマを決め、それにあった資料を集める。
- ストーリーを作る。
- 概要書を書く。
- 柱を考え項目化する。
- アウトラインからトップダウンで書く。
筋書きのつくり方 pp.27-38.
テーマの目的と展開技法:まず視角、切り口を決める。
- 扇状展開法:tree style 論理的展開に向く
- fish bone 網羅性に向く
- KJ (川喜田二郎)法:brain storming によるカード作り、集団作業 情報からストーリーを作る。座長と記録係を決めてカードを作り、カードを関連づけ、 (Linking) 5枚から8枚程度で一つのまとまりにする。
文章のつくり方 pp.39-58.
- 資料を補充する。
- 文系の表現、理系の表現: 結論、パラグラフの要点を先に書く。
II. 資料作成・整理編
ノートのとり方 pp.60-75.
- ノートからルーズリーフへ
- カードの使い方をマスターする。
IV. 討論編
- 目的に応じた討論のしかた pp.136-155.
- 会議と討論会
- 四段階討論法:短時間結論誘導法
- 座長と記録係を置く。
- アイデア:Brain Storming、反対意見はダメ
- 問題点(障害):全員で反対意見を述べる
- 解決法
- 判定:すぐ、条件付きで実行可能か、不可能かの判定
- 当該の欄より前にさかのぼっても良いが、先のことを議論してはいけない。
V. 報告・発表編
- 発表(プレゼンテーションの技法) pp.176-183.
- 「レジュメ」の作り方 pp.184-191.