ロバート・E・ホーン著『ハイパーテキスト情報整理学 -- 構造的コンテンツ作成のすすめ』
日経BP社、新装1版、1995年、3200円。
(ISBN4-8227-2060-8)
名称 |
定義 |
どんなとき使うか |
手順procedure |
特定の結果をえるための一連の作業のこと。 (先行判断や、判断結果に基づく動作も含む) |
読み手が「どんな要領で行うか」を知る必要のあるとき |
プロセス process |
時間経過とともに生じる一連の出来事のこと。 |
読み手が「何が起こるか」を知る必要のあるとき |
構造 structure |
物理的なもの、複数要素に分解できるもの。明らかな境界のあるもの。 |
読み手が「主題の外見、構成要素」を知る必要のあるとき |
概念 concept |
ある属性を共有するもの、条件、出来事、考え、反応、関係などからなるグループまたは階層 |
読み手が用語、アイデア、抽象的な概念などの意味をしる必要のあるとき |
原則 principle |
規則、通則、定理、警告 |
読み手が何をするべきか、してはいけないかを知る必要があるとき |
事実 fact |
正しいことを裏付ける必要のないデータ |
読み手が証明する情報なしに単にデータの記述を必要とするとき |
分類 classification |
一つまたは複数の基準になる因子を使って、複数の事柄を分類すること。 |
読み手が複数の情報のグループを、ある基準に従って、整理する必要のあるとき |