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共同研究プロジェクト
インドネシア在地文書研究プロジェクト
2009年度〜2011年度
プロジェクトの目的: 未開拓のインドネシアの現地語文字資料の利用方法を開拓することにより、従来の現地調査、植民地文書調査と組み合わせた新たな研究手法の確立を目指す。また、国内外の研究者のネットワーク化を図ると共に、インドネシア諸地域の研究を推進する若手研究者の育成も目指す。 今後の研究予定: 海外の研究者と連携し、ジャワ語・ジャワ文字による写本を対象としたデータベース化、コーパス構築を進める。同時に、ジャワ語資料を用いた歴史、文化、社会、言語の研究の可能性を追求する。さらに、個別文化の研究にとどまらず、広く文字文化一般、そして口承伝統と文字文化の関係についての考察も進める。三年間のプロジェクト期間を、インドネシア諸語による在地文書の全体像を把握の第一段階と位置づけ、終了後は他のインドネシア諸語による資料の開拓の可能性を検討する。 |
ジャワ語・ジャワ文字写本のデータベース構築状況