チベットの民話

 

 このページでは、チベットに語り伝えられてきた民話をご紹介します。すでに日本でもいくつかのチベットの民話集が出版されていますが、そこで紹介された以外にもチベットには非常にたくさんの民話が伝えられています。このホームページでは星実千代氏が1970年代から80年代にかけて収集した約300話の民話を中心にご紹介していきたいと思います。これらの民話は全7巻の民話集として東洋文庫から出版されていますが、全てチベット語のテキストで、注釈も付いていなかったため、日本語で読めるようにしてほしいという強い要望が寄せられていました。なかなかその要望に応える機会がありませんでしたが、今回ホームページを立ち上げるにあたって、民話の日本語訳を徐々に公開していくことにしました。このページをチベット民話の豊かな世界に触れるささやかな窓口としていただければ幸いです。

 上述の民話集(全7巻)は、 "Texts of Tibetan Folktales" というシリーズ名で1979年から1989年にかけて刊行されました。主な内容は以下の通りです。

第1巻 チベットの様々な民話
第2巻 アグトンバの頓知話
第3巻 鬼の話 1
第4巻 鬼の話 2
第5巻 説話(ドゥクパ・クンレーの説話など)
第6巻 他人を物笑いにする話 1
第7巻 他人を物笑いにする話 2

 まだ公開のための準備は整っておりませんが、まずはタイトルの日本語訳から順にアップしていくつもりです。

 
チベット文化の目次ページに戻る

Copyright(C)2000, Izumi Hoshi@ILCAA,TUFS.
All Rights Reserved.