1957年 4月 | 埼玉県熊谷市にて出生 |
1964年4月〜1970年3月 | 小学校時代: 入学時は千葉市立幕張小学校,卒業時は浦和市立(現さいたま市立)高砂小学校であったが,最も長く在籍したのは,群馬大学教育学部附属小学校であった(1965年4月〜1969年4月)。 |
1973年 3月 | 浦和市立(現さいたま市立)岸中学校卒業 |
1976年 3月 | 埼玉県立浦和高等学校卒業 |
1977年 4月 | 東京大学文科V類入学 |
1979年 4月 | 東京大学教養学部教養学科進学 |
1981年 3月 | 東京大学教養学部教養学科卒業 |
1981年 4月 | 東京大学大学院社会学研究科国際関係論専門課程修士課程入学 |
1983年 3月 | 同上修了 |
1983年 4月 | 東京大学大学院総合文化研究科国際関係論専門課程博士課程進学 |
1987年 3月 | 同上単位取得のうえ退学 |
1987年 4月 | 東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助手 |
1992年11月 | 同研究所助教授 |
2004年 1月 | 同研究所教授 |
2007年 4月 | 同研究所附属情報資源利用研究センター長 |
2009年 4月 | 同研究所所長 |
ベトナムほど,歴史の中で諸大国と様々な形で接触を重ねてきた国はないといってよいでしょう。それが戦争という形をとったこともあれば,物心両面にわたるスポンサーに対する交渉という形をとったこともありました。私の研究は,主として1930年代以降のベトナム・インドシナ地域を旧ソ連,中国,米国など諸大国との関係において理解することを主眼にしています。
近年はベトナムと中国の関係の発展や,中国側での資料公開の進展を受けて,1950年代以降のベトナム・中国関係を基軸にした研究を進めています。中国と隣接するベトナムの人々の歴史的経験を学びながら,中国といかに向き合っていくべきか考えたいと思います。
共同研究としては,東南アジアにおける共生の思想,ドイモイ(「刷新」)政策の歴史的起源に関するプロジェクトを組織してきました。現在は「アジア・アフリカにおける『独裁』の構造」(仮題)を構想中です。