市場経済化の光景/中越国境地帯の変貌
ランソン省
比較対照アプローチ
1.国道1号線・チーラン峡谷:ハノイ方面を遠望する
1987年3月7日
当時のベトナムの国道といえばこれが標準であった。
2008年8月15日
21年を経てなぜか緑が濃くなっている。実は新道が近くに開通し,この道は旧道になってしまったのである。
2.国道1号線・チーラン峡谷:ランソン(中国国境)方面を遠望する
1987年3月7日:前方がランソン方面。13世紀に元が侵略してきた時,ベトナム側はここで迎撃したという。
2008年8月15日:新道は右手の山を越えた所を走っている
3.1.ランソン市内:キークン橋付近
1987年3月7日:建設中のキークン橋
2008年8月16日 :21年を経てなお健在だった。
1987年3月7日
2008年8月16日 :家屋の建築が進んだことがわかる。
3.2.ランソン市内:ベトバック中学校
1987年3月7日:建設中の新校舎
2008年8月16日:21年を経て,改築のため取り壊し中の校舎
2011年2月:新装なったベトバック中学校
3.3. ランソン市内:キールア市場付近
1987年3月7日:床屋の壁には弾痕が確認された。
2008年8月16日:床屋はなく,洋品店に変わっていたが,電柱がそのまま残っていた(写真中央)。
1987年3月7日:家屋らしい家屋がなかった。
2008年8月16日:見事に復興したランソン。
3.4.ランソン市内:ランソン省人民委員会付近
1987年3月7日:建物は破壊されたままになっていた。