友誼関


1.経年変化

1996年12月


友誼関
(南側から撮影)


友誼関: 陳毅による題字


中国側から友誼関を訪問。ベトナム側はイミグレを新築中だったが,周囲は未舗装だった。私が立っている場所はベトナム領内のため,一時的に不法入国したことになる。



2000年8月


この時はベトナム側から訪問。「中国国道322線終点」ラインよりわずかに中国側に入ったところに立っているため,中国に一時的に不法入国したことになる。奥に中国のイミグレが見える。


ベトナム側イミグレも完成し,周囲も舗装されている。


ベトナム側から中国のイミグレを望む。


「中国国道322線終点」ライン。ベトナム側は国道1号線の起点(キロメートル・ゼロ)になる。



2008年6月


ベトナム側から中国側を望むが,イミグレが見えない。


国境通過者と荷物を運搬する小型自動車。急な斜面を登らなければならない友誼関で,その果たす役割は大きい。


ハノイ・南寧間を結ぶバス。1台のバスに乗って行けるわけではなく,国境の友誼関で乗り換えが必要となる。写真は南寧から友誼関までのバス(広西運徳グループが運行)。


ハノイ・南寧間のうち,友誼関からハノイを結ぶバス(ソンドゥク運輸会社が運行)。ハノイへ行くといっても到着地点がバスごとに異なるため,確認が必要である。



2008年8月16日


友誼関(南側から撮影)


「中国国道322線終点」ライン


国道1号線「Km0」標識


友誼関トンネル。ベトナムで荷をおろしてから戻る中国のトラック。このトンネルを戦車が通ったりすることのないように祈るばかりである。


中国側イミグレの新しい建物。ベトナム側からは山に隠れて見えない。



2008年12月


友誼関トンネル(憑祥側)。南寧と友誼関を結ぶ南友高速公路に直結する。(12月22日撮影)


「Km0」「中国国道322線終点」のラインにそって西に設置された国境碑(1116号碑)。2008年12月22日に設置され,ベトナムと中国間の陸上国境がほぼ画定されたことになる。(12月25日撮影)


中国のトラックはベトナム側200メートルほどのところにある積替え場所までしか入ることができない。中国のトレーラー(左)からベトナムのトレーラー(右)に荷物(漢方薬の素材と思われる樹皮)を積み替えている。(12月25日撮影)


友誼関は国際ゲートであるため,銀行を通じた決済を必要とするような国家間貿易あるいは正規貿易による貨物もここを通過する。(12月25日撮影)




2.比較対照編(工事中)