金田一春彦 (1988) 『日本語(新版)』岩波書店(上下2巻、岩波新書新赤版2,3)


 下巻のpp.1-46が「表記法から見た日本語」となっている。理論面でも事実面でも深く掘り下げた本ではないが、目の付け所は流石で、「読めないのに分かる文字」や「順序を乱して書く表記」等は、文字理論にとってかなり重要な問題提起となりうるのではないか?


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