ジャルケント市での調査
ジャルケントでは、2005年8月30日にパンフィロフ州副知事スレイメノワ氏と面会する機会を得た。
おもな内容は以下のとおり
・人口増加に対して国家の支援がある
2003年の段階で、100ドル以上を子供がいる家庭に支給(3人以上の子供がいれば増額)
カザフ人家庭では少なくとも2-3人の子供、ウイグル人はより多産傾向にある
・この地域のおもな農産物=牛、牛乳、油、鳥、卵、小麦、とうもろこし
・哈中の国境について=両国首脳間の協定が結ばれ、国際センターが開かれる予定である(すでに着手中)
・少数民族対策=2つのウイグル語学校があり(Б. Назым; Х. Хамраев)、カザフ・ウイグル混合の学校も13ある。ウイグル語新聞もある。
○新聞についての補足=『ジャルケントの地 Жаркент өңірі / Яркент
тәвәси / Жаркентская новь』
と題する新聞(哈、維、露のトリリンガル紙)が発行されている。2005年8月30日付け第35号は、全6面
のうち第2面がウイグル語、第6面がロシア語、のこりはカザフ語という構成になっている。この日の憲法
10周年と9月1日の「知識の日」にかんする記事が多くを占めるが、翻訳はなく、それぞれの言語では
独立した記事となっている。
その他の写真
中国との国境ホルゴスの税関前
ジャルケントの中心街を少し入ったところ