文書構造 |
讀み下し文 |
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添付書類(作徒簿) |
表題 |
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人員 |
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小計 |
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本文 |
一人は□す。朝。 一人は獄訊有り。目。 一人は鳥を捕う。城。 |
一人は船を治む。疵。 一人は作務を爲す。且。 一人備弓を輸(おく)る。具 。 |
【……。】 【……。】 【……。】 |
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文書本体 |
書出 |
(二十九年218)後九月丙寅[i]、司空の色、敢えて【之れを】言う。 |
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本文 |
【……。】 |
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書止 |
【敢えて之れを言う。】 |
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附記 |
集配記録 |
【……。】 |
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作成記録 |
【……。】 |
[i] 本簡の作成年代は、暦日と司空色の経歴に基づいて秦始皇二十九年と推定される。案ずるに、遷陵県の存続期間中、後九月丙寅が見られるのは、221 始皇廿六年後九月己酉朔丙寅(8 日)・218 廿九年 後九月辛酉朔丙寅(6 日)・210 卅七年後九月乙巳朔丙寅(22 日)の三回のみである。司空嗇夫の色の経歴と合うのは、その中の二十九年のみである。