文書構造 |
讀み下し文 |
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文書本体 |
出納物品 |
【……。】 |
本文 |
【某年某月某日[i]、】啓陵鄕守の增・佐の |
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積算根拠 |
十二月の食。 |
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附記 |
監查記録 |
令史逐、視平す。 |
作成記録 |
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[i] 本簡の紀年は、稟人の小に基づいて推測すれば、三十一年の可能性が考えられる。小は三十一年正月・六月・七月にそれぞれ一回啓陵郷の稟人として、史料上現れ、その前後の時代と確定できる史料には全く姿を現さない。一方、增は三十年九月と三十一年正月に少内守(8-1583+0890)と司空守(8-0426+8-1632+8-0212・8-0474+8-2075)として、は三十年九月に少内佐として見える。