讀下:8-1524a=b

文書構造

讀み下し文

文書本體

書出

二十九年(218)十二月丙寅朔己卯(14)、司空の色、敢えて之れを言う。

本文

状況説明

廷、隸臣の唯に令し、書十六封[i]を行(や)らしめて、曰わく

傳えたらば[ii]、言え。

用件

已に諸(こ)れを傳えたり。

書止

敢えて之れを言う。

附記

集配記録

己卯(14)、水下六刻、隸妾[iii]の畜、以て來る。/綽(しゃく)半(ひら)く。{筆跡の異同は判然とせず。}

作成記録

𨛭(しょ)手す。

[i] 封、初出。

[ii] 傳書、初出。(傳書後の報告(「言」)については「秦律十八種」行書律184簡を参照)

[iii] 隸妾、初出。(隸臣の注は8-0144+8-0136を参照)