讀下:8-1520a+8-1434a+8-1069=8-1520b+8-1434b

文書構造

讀み下し文

添付書類(作徒簿)

表題

三十二年(215)五月丙子朔庚子(25)、庫の武が作徒簿。

人員

司空より城旦九人・鬼薪一人・舂三人を受け、倉より隸臣二人を受く。

小計

●凡そ十五人。

本文

その十二人は輿を爲(つく)る。𤟌・慶忌・鬾・鬾[i]・船・何・最・交・頡・徐・娃・聚。

一人は織る。竄。

二人は羽を捕う。亥・羅。

文書本体

書出

三十二年(215)五月丙子朔庚子(25)、庫の武、敢えて之れを言う。

本文

作徒日簿一牒を疏書す。

書止

敢えて之れを言う。

附記

集配記録

五月庚子(25)日中時、佐橫、以て來る/圂(こん)發(ひら)く。

作成記録

横手す。

 

[i] 鬾という人名が二回続けて出現することについては、衍字説と誤字説等があるが、間に区切り記号があることから、衍字説は排除できる。二つ目の「鬾」が誤字という可能性は完全には否定できないが、二人の同名の刑徒を指すとも推測される。