文書構造 |
讀み下し文 |
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添付書類(作徒簿) |
表題 |
三十二年(215)五月丙子朔庚子(25)、庫の武が作徒簿。 |
人員 |
司空より城旦九人・鬼薪一人・舂三人を受け、倉より隸臣二人を受く。 |
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小計 |
●凡そ十五人。 |
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本文 |
その十二人は輿を爲(つく)る。𤟌・慶忌・鬾・鬾[i]・船・何・最・交・頡・徐・娃・聚。 一人は織る。竄。 二人は羽を捕う。亥・羅。 |
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文書本体 |
書出 |
三十二年(215)五月丙子朔庚子(25)、庫の武、敢えて之れを言う。 |
本文 |
作徒日簿一牒を疏書す。 |
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書止 |
敢えて之れを言う。 |
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附記 |
集配記録 |
五月庚子(25)日中時、佐橫、以て來る。/圂(こん)發(ひら)く。 |
作成記録 |
横手す。 |
[i] 鬾という人名が二回続けて出現することについては、衍字説と誤字説等があるが、間に区切り記号があることから、衍字説は排除できる。二つ目の「鬾」が誤字という可能性は完全には否定できないが、二人の同名の刑徒を指すとも推測される。