文書構造 |
讀み下し文 |
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文書本體 |
書出 |
三十年(217)十月辛卯朔乙未(05)、貳春鄕守の綽(しゃく)、敢えて司空主に告ぐ。 |
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本文 |
状況説明 |
主、鬼薪の軫・小城旦の乾人(けんじん)に令して、貳春鄕が爲に鳥及び羽[i]を捕えしむ。羽皆な已に備われり。 |
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用件 |
今 |
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已に甲午(04)を以て司空佐の田に屬(しょく)したれば、簿を定むべし。 |
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書止 |
敢えて主に告ぐ。 |
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附記 |
集配記録 |
十月辛丑(11)、旦、隸臣の良朱、以て來る。/列半(ひら)く。 |
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作成記録 |
邛手す。 |
[i] 羽、初出。(鳥も羽を取るためか。それとも簡8-1562のように「献鳥」か。羽についても、遷陵県現地での矢の生產のために消費するほか、献上が考えられる。)