讀下:8-1515a=b

文書構造

讀み下し文

文書本體

書出

三十年(217)十月辛卯朔乙未(05)、貳春鄕守の綽(しゃく)、敢えて司空主に告ぐ。

本文

状況説明

主、鬼薪の軫・小城旦の乾人(けんじん)に令して、貳春鄕が爲に鳥及び羽[i]を捕えしむ。羽皆な已に備われり。

用件

已に甲午(04)を以て司空佐の田に屬(しょく)したれば、簿を定むべし。

書止

敢えて主に告ぐ。

附記

集配記録

十月辛丑(11)、旦、隸臣の良朱、以て來る半(ひら)

作成記録

邛手す。

[i] 羽、初出。(鳥も羽を取るためか。それとも簡8-1562のように「献鳥」か。羽についても、遷陵県現地での矢の生產のために消費するほか、献上が考えられる。)