讀下:8-1203+8-0110+8-0669a=8-0669b

文書構造

讀み下し文

添付書類(倉上行文書)

添付書類

令佐の溫。

更戍士伍の城父陽翟の執。

更戍士伍の城父西中の痤(ざ)。

文書本體

書出

三十五年(212)【三月】[i]庚寅朔辛亥(22)、倉【の銜(かん)、敢えて之れを言う。】

本文

状況説明

【吏徒の事を尉府に上す】者を牘背に【疏書す。】食は皆な三月に盡く。

遷陵は、【田(官)能(よ)く自食す。】

用件

【謁うらくは、過ぐる所の縣に告げ、縣鄕の次を以て續】食すること律の如くせしめよ。

雨ふらば、留めよ。投宿する能(あた)わずんば、齎(もた)らせよ。

附記

【當(まさ)に騰(つた)うべきは、騰(つた)えよ。

來たらば、傳を覆(しら)べよ】

書止

【敢えて之れを言う。】

附記

集配記録

作成記録

【䑁手す。】

文書本體

書出

三月庚申朔辛亥(22)、遷【陵某職の某人、某所に移す。】[ii]

用件

書止

附記

集配記録

作成記録

【……。】

[i] 本簡上行文書の缺損部分は、何有祖〈讀里耶秦簡札記(四則)〉(簡帛網,2015年6月10日)を參照して、簡8-1517に基づいて讀み下し文を補った。

[ii] 本簡平行文書の缺損部分は、簡5-01と8-0422+0050に基づいて讀み下し文を推定して補った。