文書構造 |
讀み下し文 |
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文書本體 |
書出 |
【某年某月某日朔某日、洞庭假守の某[i]、縣嗇夫/遷陵嗇夫に謂う。】 |
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本文 |
状況説明 |
【……。】 |
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用件 |
【……。】 |
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附記 |
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書止 |
它は律令が如くせよ。 |
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附記 |
發行形式 |
●沅陽が印を以て事を行う。 |
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送達記錄 |
【(某月)某日某時,某人、以て來る。/某半(ひら)く/發(ひら)く。】 |
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作成記錄 |
【某手す。】 |
[i] 簡8-0759には、洞庭守の禮、8-1523には、洞庭(假)守の繹が見えており、本簡と同様に、「沅陽が印を以て事を行う」と記されている。
[ii] 主食、食料支給担当の意と推測される。
[iii] 主食發は、本簡に對する返信の封檢に、「主食が開封のこと」と記すよう指示した文言の一部、殘缺の冒頭部分には、「署」字があったと考えられる。斷簡ではあるが、本簡が返信を求める内容であることがわかる。