讀下:8-0658a+8-0654a

文書構造[i]

讀み下し文

添付書類

文書本体

書出

【……。】

本文

【……。】

書止

【……。】

附記

集配記録

(某月)某日某時、某人、以て來る。/某半(ひら)く/發(ひら)く。】

作成記録

【某手す。】

文書本体

書出

【某月某日】朔朔日、遷陵【(守丞)の某、……。】

本文

【……。】

書止

【……。】

附記

集配記録

【(某月)某日某時、某人、(某處に)行る】

作成記録

【/某手す。】

[i] 本簡は、02型もしくは03型の残片で、現存の幅は約22㎜である。正面の文字は左端に寄せて記され、上方および右側に広い空白を残している。上方には月と干支、右方には、添付文書が記されていたが、人為的に削除されたと推測される。背面の文字は字の配置から習書と考えられる。

なお、「朔」の上方以外は、表面を削った痕跡が確認できないため、背面と同じく習書の可能性も考えられる。