讀下:8-0649a

文書構造

讀み下し文

添付書類

書出

【某年某月某日朔某日、洞庭(假)守の某、縣嗇夫/遷陵嗇夫/丞に謂う。】

本文

【……。】

附記

【……】邦尉【に告げ(?)……】、都官・軍の  縣界中に在る者は各々【……。】皆な門亭を以て行(や)れ。新武陵は書の署【……に】到る【時】を言え。【……。】

書止

【它は律令が如くせよ。】

附記

集配記録

【(某月)某日某時、某人、以て來る。/某半(ひら)/發(ひら)く。】

作成記録

【某手す。】

文書本体

書出

某月(某日朔)某日、遷陵(守丞)の某、(敢えて)尉(主)に告ぐ。[i]

本文

【……】……。】

書止

它は律令が如くせよ。/律令を以て從事せよ。】

附記

集配記録

【(某月)某日某時、某人、(某處に)行る。】

作成記録

【某手す。】

[i] 背面第三行は、本文書と無関係な習書であるが、もとはそこに遷陵縣が受領した文書の送達記錄が記されていたと推測される。背面の他の二行はどの文書のどこの部分に當たるかは未詳であるが、取りあえず「縣界中者」という文言により、縣廷から縣尉に宛てた文書として復元して、簡8-0657の末尾に附してみた。