讀下:8-0085a=b

文書構造

讀み下し文

添付書類(上行文書)

文書本體

書出

【三十三年(214)十二】月癸卯朔丁巳(15)[i]、尉守【の某敢えて之れを言う。】

本文

状況説明

【……】□□書物色,恆【……。】

主文

【……】□□□澯赤色□【……。】

書止

【敢えて之れを言う。】

附記

集配記録

【(某月)某日某時,某人以來/行/上廷。(某半/發。)】

作成記録

【某手。】

文書本體

書出

【十二月戊/庚】午(16/28)、遷陵守丞の都、敢えて尉【主】に告ぐ。

本文

【……。】

書止

【敢えて主に告ぐ。】{筆跡の異同は判然とせず。}

附記

集配記録

【/(某月)某日某時、某人、行(や)る。

作成記録

【/某手す。】

[i] 年月は遷陵守丞都の経歴により補った。案ずるに、始皇二十五年以降で癸卯朔となるのは二十七年九月・三十三年十二月・元年正月であるが、都という人物は、9-795(年代不詳)に令史であったとおぼしい記載があるほかは、いずれも守丞として登場し、その時期は三十二年九月から三十三年五月に集中している。よって、本簡の年月は三十三年十二月と判断できる。(青木教示・目黒作成)