基礎形態:……
加工形態:……
特記事項:
本簡に記載されている暦日は同一の年に属すると考えられる。それに基づいて推定するに、本簡の制作年代は、秦始皇二十六年・三十二年・三十七年の三つの可能性がある。十月と十一月の朔日はそれぞれ甲寅・己酉・辛亥と甲申・己卯・庚辰となっており、四つの暦日は次の表に示した日に当たる。
年代 |
十月朔日 |
十月丙子 |
十一月朔日 |
十一月甲申 |
十一月丙申 |
十一月癸卯 |
二十六年(221) |
甲寅 |
二十三日 |
甲申 |
初一日 |
十三日 |
二十日 |
三十二年(215) |
己酉 |
二十八日 |
己卯 |
初六日 |
十八日 |
二十五日 |
三十七年(210) |
辛亥 |
二十六日 |
庚辰 |
初五日 |
十七日 |
二十四日 |
a第二行
b第二行