釈読問題8-1432a=b

基礎形態:……

加工形態:……

特記事項:

本簡に記載されている暦日は同一の年に属すると考えられる。それに基づいて推定するに、本簡の制作年代は、秦始皇二十六年・三十二年・三十七年の三つの可能性がある。十月と十一月の朔日はそれぞれ甲寅・己酉・辛亥と甲申・己卯・庚辰となっており、四つの暦日は次の表に示した日に当たる。

年代

十月朔日

十月丙子

十一月朔日

十一月甲申

十一月丙申

十一月癸卯

二十六年(221)

甲寅

二十三日

甲申

初一日

十三日

二十日

三十二年(215)

己酉

二十八日

己卯

初六日

十八日

二十五日

三十七年(210)

辛亥

二十六日

庚辰

初五日

十七日

二十四日

  

a第二行

“入”:原釋文,校釋作“□”,參考陳劍指教,據圖版補釋。
“界”:原釋文,校釋作“□”,參考陳劍指教,據圖版補釋。
“中”:原釋文,校釋作“□”,參考陳劍指教,據圖版補釋。
“申”:原釋文,校釋作“□”,參考陳劍指教,據殘留筆畫和文意補釋。
“起□”:“起”,原釋文,校釋作“過”,參考陳劍指教,據圖版改釋。“起”下一字似爲“象”。

b第二行

“都”:原釋文,校釋作“□”,參考陳劍指教,據圖版補釋。