基礎形態:……
加工形態:……
特記事項:
本簡は虎などの物品を列記した簿籍の一部である可能性が高いが、簡の形状および文字の配置からすれば、封緘簡牘の可能性も排除できない。その場合には恐らく「虎」の下に元別の字があって、後に消えたと推測される。『漢書』地理志には、「虎猛」という県名が見えており、西河郡に屬する。秦代では、此の地は上郡に屬す。