2008年 文化講演のお知らせ

「モンゴル遊牧文化と相撲」

講師 富川 力道 講師所属:和光大学 非常勤講師
日時:平成20年8月15日(金)14:20〜16:30
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階 304室
参加費無料・事前申し込み不要

【プロフィール】
富川力道(モンゴル名:B. Bold)
1963年7月11日、中国内モンゴル自治区シリンゴル盟の牧民の家に生まれる。
1987年4月初来日。1992年に再度来日し、日本での研究活動を始める。
2000年8月日本国籍取得。
内モンゴル大学在学中、学生ブフ(相撲)大会で3連覇を達成。
千葉大学大学院博士後期課程(文化人類学専攻)終了。文学博士。
日本の相撲とモンゴル相撲の比較研究を行なっている。新聞、雑誌などでモンゴル人力士の強さについて、 モンゴル人の視点から分析し、多くのコメントを寄せている。
現在、和光大学人間関係学科非常勤講師。
文化講演では、モンゴルの遊牧文化について概説し、またモンゴル相撲について、 映像を見せながら説明を行なう予定です。

 
「モンゴルの伝統楽器馬頭琴について」

講師 アヨーシ バトエルデネ(馬頭琴演奏家)
日時:平成20年8月22日(金)14:20〜16:30
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階 306室
参加費無料・事前申し込み不要

【プロフィール】
アヨーシ・ バトエルデネ
1975年、モンゴル国ゴビアルタイ県生まれ。
4歳より父について馬頭琴を習い始め、5歳で初舞台。
モンゴル国立音楽舞踊中学、モンゴル国立芸術大学、同大学院修士課程卒業。
大学院で学ぶ間、同大で教鞭をとる。
1989年第1回、1995年第2回「ジャミアン・コンクール」というモンゴル国最大の
馬頭琴コンクールにてグランプリ受賞。
1998年大阪にある国立民族学博物館主催の「大モンゴル展」にて演奏活動。


(Navchaa・木の葉 撮影)

「ケニアのろう者コミュニティ(Deaf community in Kenya)」

講師 ニクソン カキリ(Nickson Kakiri)
講師所属:Disability Mainstreaming Specialist, VSO
日時:平成20年8月22日(金)13:00〜16:00
場所:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所3階 304室

このたび、本研究所ではケニアのろう者ニクソン・カキリ氏を招き、 ケニアにおけるろう者コミュニティと手話の現状に関する講演をしていただきます。 カキリ氏は日本財団の奨学金を受け、アメリカのろう者の大学ギャローデット大学で国際開発学を修め、 現在は国際NGOのスタッフとして世界を舞台に活躍しています。 アフリカろう者の言語と文化、それらをとりまく課題等に関する報告をいただき、 フロアをまじえた討論を通して、このテーマへの理解を深めること を目的とします。

※本講演は、言語研修「フランス語圏アフリカ手話」の一環として行われます。 言語研修の通常講義は非公開ですが、この講演のみ一般公開行事として開催さ れますので、 どなたでもご参加いただけます。参加費無料、事前申込みは不要です。

※講演はアメリカ手話で行われます。日本手話および音声日本語への通訳を用意しています。


〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1 (代)TEL 042-330-5600 FAX 042-330-5610